アーティストインレジデンス日高村

成定 由香沙さん・玉野紗江さん

成定 由香沙・玉野 紗江

・滞在期間:2023年8月28日(月)-9月3日(日)
・滞在場所:とまとと
・受入事業者:わのわ会


成定 由香沙
1998 年神奈川県生まれ。建築映像作家。東京藝術大学大学院美術研究科建築専攻修士課程在籍中。建築の設計を専門とする傍らで映像表現を行っている。主な展示に「KUMA Exhibition 2022」(2022)、「HOUSEPLAYING No.01 “VIDEO”」(2022)、「できない(かもしれない)わたし」(2022)、「見えない身体」(2022)などがある。また執筆活動のほか、「建築映画館2023」(2023)においてプログラマーとして参加するなど建築と映像・映画の文化的な発展を目指し制作と活動を続けている。

日高村滞在について

今回はこのような滞在の機会をいただけたこと、とても嬉しく思います。普段は自分の慣れ親しんだ場所を行き来しながら籠って制作をすることがほとんどの私にとって、日高村での滞在は初めてのことに溢れていると想像しています。短い期間ではありますが、久しぶりに家を離れ、知らない土地で、いつもと違うふうに生きることがどんなものだろうかと今から楽しみで仕方ありません。建築を媒介として世界を見ている普段の思考からは少し離れて、今回2人の制作として、日高村での滞在を通し、独自の地理性を肌で感じるとともに、その場所、そのときの固有の物語として作品を紡ぎ出すことを目指します。

玉野 紗江

1999 鳥取生まれ岡山県育ち。立教大学Global Liberal Arts Program, Humanities卒業。

10歳の頃から踊りを学び始め、大学卒業後はイラストレーションや言葉を用いて展示をしたり、お店のロゴデザインやフライヤーなどの制作を手がける。そして、コンテンポラリーダンス、タップダンスなど様々な表現方法を用いた創作をして活動中。その中で出会ったアーティストたちとのライブやイベントなども企画。2022 ライブ  Hideout Jam vol.1、東京 2023 イラスト展「なにかもの」、岡山 2023 イラスト展「優しい燐寸」、東京

日高村滞在について

日々自分が手を繋いでいるものたちと一度距離を取り、自分の身ひとつが、この村で過ごす日常や夏の暑さ、音、緑、川、虫、食べ物、村の方々と関わりを持ち、どんなことを思い、行動するのか、全身でなにを感じるのか。用意するものしないもの、両方を楽しみに、見える形まで身体や手を動かしてみます。そしてこれからの事も計画を立てたり成定さんと2人で制作をしたいという数年越しの目標を達成する為の滞在にしたいと思っています。

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