武井 琴
・滞在期間:2023年11月20日(月)-12月3日(日)
・滞在場所:とまとと
・受入事業者:日高みよし農園
武井 琴(ダンサー・映像作家)
神奈川県出身。立教大学 現代心理学部 映像身体学科 卒業。幼少よりクラシックバレエをはじめ、大学在学中よりテーマパークのパフォーマーとして勤務。「国内ダンス留学@神戸5期」修了後、ダンサー・コマ撮り映像作家として創作活動を開始。「身体」と「映像」を媒体に、歴史や文化、自然、人々の営みを軽やかに切り取る独自の表現を追求。2017年 銀座ソニーイメージングギャラリー個展「森へ行こう」武井琴作品展開催。亀山トリエンナーレ2017「亀山ピルエット」アワード受賞。2021年(一財)長野県文化振興事業団、長野県主催 「NAGANO ORGANIC AIR」木曽エリア滞在。神戸アートビレッジセンター「シネマポートフェス2021」武井琴作品展 「コマトリップ」開催。地域での芸術祭やレジデンス事業での作品創作・発表のほか、子どもアートプロジェクトや劇団「贅沢貧乏」とのコラボレーションを行う。2022年度ダンスボックスアソシエイト・ダンサー。
日高村滞在について
四国の中で唯一訪れたことがなかった、高知県。今回、初訪問となる日高村でのレジデンスの機会にとてもワクワクしています。
信州の森の中での生活をきっかけに、”食”について興味を持ち始め、畑仕事や発酵文化に関心を抱くようになりました。近年長野県で実施したアートプロジェクトでは、地域特有の食文化や郷土食のリサーチを通して、自然と食と人々とが深く繋がっていることを知り、新たな出会いと発見に心が躍りました。
今回の日高村での滞在では特に作品を作るということは目的とせずに、自分の興味と好奇心に従って、出会うものや目に映るものをできるだけていねいに、記録・観察しながら過ごしたいと思っています。日高村で出会う”食”や人々との交流を通じて、自分の身に起こる変化に着目します。