大漁舟隆之
・滞在期間:2022年12月6日(火)-12月22日(木)
・滞在場所:とまとと
・受入事業者:日高三好農園
画家・映像作家。
生まれは東京・中野。只今は青梅市在住。
大阪芸術大学で映像を学び、以降は絵画作品と並行して映像を作り続ける。
土偶や仏像などをモチーフとし、生と死、ミクロとマクロ、ざわめきと静けさなどのあらゆる相反するものの気配をあらわした「像」のシリーズの絵画作品、建築物や地図、細胞をイメージした細密画を制作。また手書きのアニメーションなどの映像制作も行なう。
2016 年「第六回 天祭一〇八」にて「増上寺現代コレクション」グランプリ受賞。
2017 年「福爾摩沙(フォルモサ)国際映画祭」(台湾・台中市)にてアニメーション作品「太平ナンバー」を上映。
以降、個展、グループ展等で発表を重ねる。
2021 年に参加した「東京ビエンナーレ 2020/2021『アートユニット野営の東京大屋台』」より仮面制作も行う。
手法にこだわらず実験を重ねながら、異星人が眼を剥くような作品を追求している。
日高村滞在について
今回は日高村に滞在できることを心から嬉しく思います。参加させていただくことができて有難い限りです。
現地で働き、その土地の空気を吸収する。願っても無い機会です。
短い滞在期間ですから、あくまで他所からの訪問者ではありますが、自分の中の何か一部でも土地と混じり合うことができれば意義深い滞在になるかと思っております。
制作は勿論すると思いますが、今は何も決めていません。あくまで現地で少しの間生活させていただく中で、作品という形式に拘らず、ご縁や発見が生まれていくことを望んでいます。